阪神淡路大震災から早くも２０年！
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よく行く、「鎮魂の神戸ルミナリエ」も去年の１２月に２０回目を終えたばかりです。
２０年前を振り返ってみて、あの時は、本当に神戸に大地震が来るなんて、夢にも思っていませんでした。
前日迄ホウホウは、飛騨高山に旅行に行ってて、帰りの電車の中で龍の虹の雲を見ました。そして夜は真っ赤な満月を見て不安な夜を迎えていました。
神戸生まれで神戸育ちのホウホウにとって、大きな地震の経験など全くありませんでしたので、あの早朝の揺れはひどいを通り越していました。
親戚や友人が亡くなり、６４３４人もの死者をだした大震災。
発生当時は、あんなに大きく被害を出した地震だとは思いませんでした。
ＴＶ報道も最初は、神戸の情報が全くなく、京阪神での「おばあさんが倒れてきた物で怪我をしました」くらいでした。
何故なら当時は携帯電話が普及していなかったからです。
街に出ると火が迫り、市内の電話は全く不通になるし心配になり、連絡のつかない親戚まわりをしました。
親戚の安否を知る為に自転車に乗って危険地域（プロパンガス爆発の可能性）を行っても何の手掛かりもがなく、避難先となっていた学校をひとつずつ回ったものでした。
最初は車を出したのですが、普通１０分で着くところが２時間くらいかかり、本当に街はグッチャグッチャで麻痺していました。
２～３日後には親戚のほとんどが無事なことがわかったのですが、その時に神戸を自転車で回ってみた生の記憶は、一生忘れません。火が迫っていましたので、サイレンとヘリコプターの轟音を聞きながら、涙で運転してたのを思い出します。
大震災の記録を写真に残していたらよかったのですが、１枚の写真もありません。
何故なら写真を撮れるムードではありませんでしたし、そんな余裕は全くありませんでした。
新聞社の記録に残っている写真もショックなものですが、本当は神戸の街にはビルの原型をとどめていない瓦礫の山が沢山あって、地元以外の人は、誰もその原型を知りませんでしたので、写真の記録にも残っておりません。
あの震災から音信不通になった友人も沢山おります。
しかし全国、全世界からの応援やボランティアの方々のおかげで、神戸の街はすぐに復興しました。
ホウホウ自身も、水の配給やパンの配給にも並びました。（あとでわかったことなのですが、全く物資が届かない地域もあったそうです。）
自衛隊の方の応援や近隣地域の消防車、救急車、パトカーなどの応援などもすごく有難たかったです。道路の中央が基地になってる所もありました。
知らない人も誰もが、ひとつになって助けあって、街は復興しました。(１年間道路は駐車禁止の取り締まりもありませんでした。）
あのチャーシューの美味しい「もっこすラーメン」も、震災後数日間は無料でしたし、ホウホウの友人の物資応援も嬉しかったです。
あの状況で略奪や大きな事件もなかった神戸の街。
そんな光景を思い出しながら目を瞑り、しばし黙とう致します。
黙とう！
It's up to you 、 すべては自分次第！
ホウホウの独り事： ＪＲや新幹線、私鉄も、多くの高架などが崩れました。高速道路だけでなく、高架が地震には弱かったみたいです。又、レンガの建物も弱かったみたいです。川を埋めた商店街も駄目でした。市役所や病院も途中の階はなくなり、そごうや大丸も途中の階はなくなりました。うちの事務所兼ショールームも穴があき半壊しました。もしあの地震が日中だったら、もっと悲惨なことになっていたことでしょう。
多くの犠牲者を出しましたが、本当に２４時間の中で、電車が止まってる時間、街が眠っている早朝で良かったです。
お知らせ： 大変申し訳ございませんが、このブログでは個人的な御質問にはお答えしておりません。どうぞご了承くださいね。
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